理念
松戸整形外科病院は1985年千葉県で初めての整形外科専門病院として開院され、以来「安全で最高の整形外科医療を提供する」と言う理念を守り続けて参りました。当院は日本整形外科学会認定研修病院、千葉大学医学部整形外科教育研修病院であり、電子画像システム、電子カルテ、MRI、CTなど最先端のシステムを配備しております。
2009年8月には、独立した手術棟が完成致しました。2室の手術室及び手術準備室はクラス1000(室内の清浄度を表します。1立方フィートの中に0.5マイクロメートルの塵や細菌が何個浮遊しているかと言う数字です。晴れた日の外気はクラス100万、通常の手術室はクラス50000です)の手術室は人工関節などの高度整形外科手術が可能なレベルです。手術器械を消毒する中央材料室でも、クラス5000と手術関連設備は非常に清浄度の高い施設です。手術室には最新の画像データ配信システムを備え、手術野、内視鏡、X線透視、心電図、血圧、呼吸モニター、電子カルテ、MRI、CT、レントゲン像などのデータは、手術室内の3つのモニター、手術準備室、更衣室、臨床研究センター、看護婦勤務室、外来棟に常に表示され、多くのスタッフの目で安全を確認しています。
手術棟1階には臨床研究センターを新設し、より高度な専門的医療を提供するために、脊椎センター、肩関節センター、人工関節センター、スポーツ整形センター、手の外科センター、リハビリテーションセンターの各専門分野の研究活動を精力的に行っています。従って、整形外科の全ての分野で高度な専門的治療が可能です。更に、第27回日本小児股関節研究会会長、第14回日本肩関節学会会長、第32会日本肩関節学会会長、第17回肩関節鏡手術研究会会長など、専門分野の頂点に立つスタッフを擁しております。脊椎、肩関節、膝関節、股関節の手術が多く、県外からの患者さんも多数来院されます。
入院する患者さんの殆どが手術目的であり、常勤麻酔指導医の万全な麻酔管理下で手術を行っております。手術後は医師・理学療法士・作業療法士・看護師が緊密に連絡を取り、情報を共有しつつ、患者さん一人一人の状態に合わせて後療法プログラムを作成し、丁寧にリハビリを進め、社会復帰まで責任を持って治療する事が我々の責務と考えております。
医療法人社団青嶺会 松戸整形外科病院
顧問 / 創立者 黒田 重史